サイモンビジネススクールでの学生生活とオンライン受講
サイモンビジネススクールでの学生生活とオンライン受講
コロナめ、とっとと落ち着いてほしい。。。20年11月の時点ではワクチン開発がかなり進んでいるらしく、来年には状況が変わりそうだ。自分は特に社交的ではないが、同級生や教授との交流が制限されていることは残念だと感じてる。サイモンでは生徒同士でのコミュニケーションは積極的にSlackを使っている。チャット上でのやり取りは相手に冷たく感じさせてしまうことがあるので、絵文字やGifを駆使してクラスメイトの投稿に積極的にリアクションするようにしている。Slackやマイクロソフトチームなどは2020年の時点では人気のあるツールなので、是非マスターしましょう。
オンライン受講はどう?
メリットは多くあります。現地にいる人は実際にキャンパスに行って授業を受けることもできますし、コロナが心配な人は自宅から授業を受けられることもできます。講義も全て録画されていて、課題やテスト準備の時にとても役に立ちます。このようなオンラインの対応は全てのビジネススクールはしてると思いますが、志望の学校の在学生から経験談を聞いたりすることをお勧めします。
MBAでは発言をすることを重要視しており、クラスによっては5-20%程成績に影響します。Zoom参加の生徒は”手を上げる”ボタンを押すなどで順番に発言をしています。
アカデミックチーム: ビタミン12
MBA経験の醍醐味は4-5人のチームに分けられ、メンバーと一緒に学業と就活に励み、互いの個性や背景を通じて高め合うことです。私のチームはBlue12として分けられ、自分たちは”ビタミン12”と命名しました。これから一年働いていく仲間で、生涯に渡って良き友でありたいと思う。
(この写真はチームがクリスマスに集まって遊んだ時の写真。私は欠席だったが(笑)ごめん!)
チームメンバーのカホはなんと同郷で、同じ宗教背景がある。それもあり、彼とは深いつながりを感じている。彼はLGBTQのメンバーで、多様性を重視する考え方を持ち、オープンな人だ。マーケティングからコンサルティングへ切り替えるとのこと。
ショニカはえーっと、マレーシア人とインド人のハーフ?世界を転々としてて、英語、インド語、マレーシア語、韓国語など、確か5つの言語を扱えるリングイストだ。その他に綺麗な歌声を持っており、才能レベルが半端ない。ファッション業界に興味を抱いており、卒業後はそこを目指している。
ロミーは愉快なメキシコ人でチームの安定を持ってきてくれる。夢の会社はマイクロソフトで、彼女なら入れると私は思ってる。努力家で常にチームと情報を共有してくれる。気遣いはチーム1だろう。
最後にカルビン。彼はなんと大学時代に歴史を専攻し、卒業後はカジノ業界に身を置いてきたイレギュラーだ。趣味が似ている所があるので親近感がある(笑)。彼はコンサルに入る願望があり、読解力の速さはチーム1だと思う。
ショニカによるといくつか他のチームでは意見の衝突が多々あるなど、人間関係に悩んでる同級生もいるみたいだ。私は恵まれたので本当に良かった。このチームはMBAの2年目を突入したら解散する予定だが、築いた友情と信頼はこれから先も続くことは確信している。
MBA最初の秋学期
MBA最初の秋学期
学校がフルで始まって3カ月が経とうとしてる。早かったのか遅かったのか。。。
アメリカの大学では秋学期、春学期、夏学期と分かれてますが、サイモンは学期をAとBの7週間タームに分けることにより、単位取得に必要な授業を組み込んでいます。サイモンの入学がいち早く決まり、夏からスタートできるオプションもあり、秋AとBで受けるであろう授業を夏に取ることができます。夏に授業を取った人はその分秋学期の負担が減り、就職活動に労力を費やすことができるメリットがあるため。
もう一つ別に、サイモンはこれから入ってくる生徒達への“シェイプアップ”としてプレ秋学期の参加が必須となっているんですが、残念ながらコロナの関係でキャンセルされ、今回は受けるはずであった授業は秋学期と春学期に組み込まれることに。(さらにその分忙しくなってしまって。。。涙)。
秋AとBはそれぞれ7週間に分かれており、秋Aは
- Managerial Economics → 経済
- Corporate Finance → ファイナンス
- Professional Communication → コミュニケーション
- Data Analytics → データアナリティクス
秋Bは
- Marketing Management → マーケティング
- Marketing Research → マーケティングのアナリティクス(の様なクラス)
- Professional Communication → コミュニケーション(最初の2週間だけ)
- Accounting → 会計
ペースが半端ない
一つ補足しておきたいのは授業の読書と課題の量は通常の学期期間(15週間程)と変わらずで、7週間という時間に短縮されているだけです。最初の一年はコアクラス(必須授業)を受ける必要があり、学校のアドバイザーが予定を全て決めています。秋Aは数学関連の授業が3つあり(経済、ファイナンス、データ)、やはり難しいだけじゃなく、正直ペースが半端ないです。その上就職活動とかマジであり得ないくらいで、じっくりとブログなんてやってる暇なかったです。(笑)
とはいえ、秋Aが終わり、現在秋Bに突入してますが、幸い秋Aと比べて負担が少ないです。もちろんその分は就職活動に労力を向けるつもりです。
ちなみにこれまで就職活動と何度か言いましたが、MBA1年生が言う就職活動とは翌年の夏にするインターンシップの意味です。インターンシップはMBA生活の重要な通過点で、必須事項でもあります。今まで授業で学んだ事を実際の企業で出し切り、本物の問題を解決し、学び、最終的に自分が辿っている専攻分野が本当に自分に正しいのか再確認したり、インターンする企業へ正社員としてのオファーを受けるために行います。
次回「サイモンでの学生生活とオンライン受講」
退職と引っ越し、渡米、新生活の幕上げ
9月に入って一度もブログを更新できなかったけど、ようやく一息つきました。学生生活にもある程度慣れてきたし、またブログを更新していこうと思う。
今日の投稿はちょっと日記的な感じで!
退職と引っ越し (これからの人へ)
退職
MBAへ行く準備をしてる人たちの話や声を聞いて思ったのですが、多くの人はこれに関してかなり苦戦してる気がします。とわいえ自分も完璧にできたと全く思ってはないものの、自分はポジティブな経験でした。
会社の文化や上司の関係などで退職の経験は様々だと思いますが、最後はサプライズで送別会やプレゼントなども頂き、良き会社と同僚たちに恵まれたと再度実感した時だった。前上司も送別会に駆けつけてくれて嬉しかった。
- 今からでもいいから上司や同僚たちに自分の目標を共有しておこう
- 引継ぎの予定と退職するまでの予定をある程度計画した上で上司と話す
と、シンプルに言ってますが、やり方とタイミングは重要だと思う。(ここは私うまくできなかったかもだけど汗)まぁ、なるようになるでしょう。何か相談事があれば連絡くださいね。
引っ越し
多くの方々の助けがあって本当に助かった。みんなに感謝!特に。。。
府川家、西尾家、黒瀬家、杉本家、小野家、宇梶家、もえちゃん、阿部家! (名前書き忘れた人いましたらすいませんー)
一足先に渡米
妻はビザがまだないので、家族を後にして一足先に渡米
空港がこんなにガラガラ。。。というか従業員も見当たらないくらい。コロナ影響すごいと思った。
新生活の幕上げ
新天地に到着し、0からの生活が始まった。空港会社が私のスーツケースを一つ無くしてしまったのと、運転免許や重要な荷物がなくなってしまったこと以外は特に問題はなかった(笑、十分問題だったけど)。
ただ、近所や自分の教会コミュニティの助けのおかげでこれ以上ないスムーズなスタートを切ることができた。
新しいアパートは思ったより大きく、思ったより古い感じ。
これから2年頑張ろう!
4年間で67万円 - GMATと応募対策
4年間で67万円。。。心臓がえぐられる額だ
何故こんなに時間がかかった?67万ってどういうこと?
今回の投稿は結構自分を晒すような内容ですが、自分の経験が少しでもMBAを目指してる受験生の助けとなればと願いを込めて投稿します。
GMAT対策をろくにせずに700点をとれる天才がいる一方、私のような人がいます。かなり劣等感を感じてきたと同時に自信を持てない時もあった。ただ、良くも悪くも、私は目標の諦め方を知らなかった。全てには理由と目的があると思っており。当時は分からないものの、その時の努力が後に必ず実るということは自分の経験を持って約束します。私も今学校を始めたばかりですが、これからも過去の努力が実ってくると確信してます。
GMATという壁
自分が4年間GMATの壁に当たり続けた要因は2つ
- 目的を持って勉強してなかったこと
- 勉強に一貫性を保てなかった
今回の投稿は私が経験してきた落とし穴と多くのGMAT対策サービスををやってみた経験を分かち合います。
ガムシャラに勉強してはいけない
ただひたすらクイズ集を解き、間違った問題の解説を読んでいくという勉強スタイルは今すぐやめたほうがいいと思う。スケジュールを持ち、GMATの強みと弱みを徹底的に管理していったほうがいい。例えばVerbalのCritical ReasoningのInference タイプの質問をもっと詰めたほうがいい、等々。
解説は時々理解できない時がある。そういう時に何故?というのが解決しない限り一切次に進まないほうがいい。コンテンツをマスターしてからでないと結果は一貫性を保つことはないからです。
勉強は一人だけでやるものではない。
仕事、恋愛、伴侶、子供、事故など、人生はそんなスムーズにいくものではないです。この4年間だけで私は3人家族から5人に増え、2回引っ越しをし、転職も経験しました。
私が犯したミスの一つは勉強を一定の期間集中しますが、少ししたら完全燃焼し、勉強の意欲が一切なくなることが多かった。そして仕事や家族事情で忙しくなり、気づけば数カ月あまり勉強できなかったの繰り返しだった。お金払ってやってるGMAT対策サービスも中々成果も実感することがない気もあり(実際に自分の学習スタイルに合ってなかったというものあると思う)、悩んでいる時も多かった。ただ、運よく自分に合うGMAT対策サービスと出会い、勢いと妻のサポートをいただきながらなんとが勉強はしてこれた。
67万円はどこに行ったのか?
おおよそですが、今まで受験にかけてきた費用を整理してみました。
サービス | 内容 | 料金 | |
GMAT対策 | Veritas Prep | フルコースとTutor | ¥300,000 |
E-Gmat | フルコースと延長費用 | ¥50,000 | |
マスアカ | 本二冊 | ¥22,716 | |
Manhattan Prep | Math Fundamentals | ¥2,900 | |
GMAT Official Guide | 本とオンライン問題集 | ¥7,000 | |
Target Test Prep | 4カ月プラン | ¥33,000 | |
受験 | GMAT受験 | 4回 | ¥120,000 |
スコアレポート | 2回 | ¥7,000 | |
学校応募費用 | 2017-2019年まで* | 大体2校に応募 | ¥15,000 |
アドミッション コンサルティング |
Stacy Blackman Consulting | 履歴書とエッセイの添削 | ¥110,000 |
合計 | ¥667,616 |
*2020年はコロナ関係で全ての学校は応募費用を免除してたので0円
何が良かった?お勧めは?
QuantはダントツにTarget Test Prepをお勧めします。1週間1ドルで試せるというメリットもあるので、お手軽に試せます。Target Test Prepにたどり着いたのは最後で、一番最初からこれを起用してればこんなにお金を無駄にしなかったであろう。
Target Test Prepは約30以上のモジュールに分かれており、Study planとスケジュールも組んでくれる。それよりも自分にとって一番大事だったのはカリキュラムで、各モジュールのコンテンツをマスターするということに焦点をがおいてあり、学んできたことを常にクイズしてくる。これは自分にとって学んだ内容がより定着し、進歩している感を与えてくれた。
各モジュールは読書課題があり、サンプル問題と動画解説などで成り立っています。すべては生徒がコンテンツをマスターするということに焦点が置いてあり、最後はEasy, Medium, Hardのクイズ集をこなし、一定の得点を取れたら次に進めていくカリキュラムになっている。
サービスとして最近Verbalも始め、少しやってみました。Quantと同じで、生徒が内容をマスターするというのに焦点が置かれており、私にはとても合っていた。
また、24時間のチャットサービスもあり、いつでも問題に対しての質問から学校の相談などすることができた。自分が少し気持ち的に落ちてる時もモチベーションを上げてくれた。
Target Test Prep [ ttps://gmat.targettestprep.com/ ]
VerbalはTartget Test Prepと海外から来てる方はE-gmatをお勧めします。E-gmat はTarget Test prepとスタイルは似ています。各モジュールは動画解説で成り立っており、EGMAT独自のクイズとGMAT Official Guideの問題集を平行に使ってこなしていくタイプ。バーバルの基礎をよく教えてくれるということで私は良かったと思いました。
E-Gmatも問題集は参考になりましたが、個人的に成果があまり見いだせなかった。解説がわからない問題も多く、フォーラム形式の解説もあるがあまり参考にならない。直接E-Gmat に特定の問題の解説理由を問い合わせられるが、時間がかりすぎるのと、いちいち一つの問題にそう時間費やせない。
E-gmat [ https://e-gmat.com/ ]
Veritas Prep は料金が一番高いものの、練習テスト、クイズ集、動画集など、全てがそろっていて総合的に良かったです。一年間のサブスクリプションで、最近になって価格も15万程と安価になっていた。オンラインサポートとしてオフィスアワーもあり、グループとして問題を解いたりすることもできる。
Veritas Prepは結構柔軟で、電車の中でよくVerbalクイズをやってたり、動画講習を見ていました。そういう意味ではとても良かったです。
Veritas Prep [ https://www.veritasprep.com/ ]
VerbalとQuantなら。。。
個人ランキング | ||||
サービス | Verbal | Quant | Verbal | Quant |
Veritas Prep | 〇 | 〇 | 2 | 2 |
E-Gmat | 〇 | △ | 3(海外出身の方は1位だと思う) | 3 |
マスアカ | × | 〇 | - | 4 |
Manhattan Prep (本のみ) | × | - | - | 6 |
GMAT Official Guide | 〇 | 〇 | 4 | 5 |
Target Test Prep | 〇 | ◎ | 1 | 1 |
1対1のオンライン教師はどう?
Veritas Prep でオンライン教師を約4時間程雇ったことがある。多分700レベルの問題に集中して勉強していくのが効率的だと思う。当時の私は低レベルで、何百ドルかけて基礎的なことを教わっていくのは非効率的だと思った。これはまず基本プランのコンテンツをしっかりと身に着けていったほうがいいでしょう。
Gmatclub.comは絶対に起用すべし
無償で様々なクイズ集があるだけでなく、MBA周りの情報が一番凝縮されてるサイトで、受験生は日々このサイトに行くことをお勧めします。正直言ってこのサイトだけで十分なのかもしれない。
Gmatclub [ https://gmatclub.com/ ]
最終的に
総合的にTarget Test Prepをお勧めします。
サービス | コンテンツ | クイズ集の質 | オンラインサポート | 勉強プランの作成 | 料金 | 総合 |
Veritas Prep | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 高 | 2位 |
E-Gmat | 〇 | △ | △ | 〇 | 中 | 4位 |
マスアカ | △ | △ | × | × | 中 | 5位 |
Manhattan Prep (本のみ) | △ | △ | × | × | 小 | 6位 |
GMAT Official Guide | ◎ | ◎ | × | × | 小 | 3位 |
Target Test Prep | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 中 | 1位 |
最後に
テスト練習やGmatclub.comのリソースなど、まだまだ書き足りないですが、今回の投稿はとりあえずこれで一旦終わりにします。
この内容が誰かのための参考となり、役に立ちますように。
学校の選択 - 大切な要素
私が選んだ学校は。。。
かなり悩んだ末、私はサイモンビジネススクール(ロチェスター、ニューヨーク州)を選びました。
以下の要素で最終的にこの学校を選びました。
個人の成長 STEM認定のMBA
個人的な要素でサイモンを選んだ理由は:
- 全米初、全ての専攻がSTEM認定プログラム - 就活に役に立つ
- アナリティクスに特化したプログラム
- 小さいクラスという環境→クラスメートを皆個人的に知ることができるのと、教授との1対1が安易にできる環境
- 海外からの学生が多いということ(今年度は21国から留学生が来た)
- 下のサマリーで書いてある通り、Diversityを大切にしてる学校
STEM認定のMBAとは?
STEMとはScience、Technology、Engineering、Mathematicsの略です。STEM認定のプログラム卒業の人は米国で卒業後3年働けるで、これは海外から来られる方々は嬉しい。具体的にはこの方のブログはよく説明されてますので、リンク入れます。
https://ameblo.jp/professionalschool/entry-12546338618.html
奨学金
サイモンは学費免除の奨学金を出す可能性が高いということで、1万ドルから全額プラス1万ドルの生活費をカバーしてくれるとのこと。また、1月まで入学が決まっている人は Simon Weekend というイベントに招待されれば、授与された奨学金をあげることも可能らしい! 私が受かったのは5月だったので、ちょっと残念 (笑)
受けた奨学金の額は公にするのは避けたいので、質問などありましたらDMでお知らせください!
家族と生活環境
妻は日本人で、3人の小さな子供がいます。アメリカってやっぱり治安や生活環境が気になります。とりあえず私が学校に行ってる間家族が果たして安全な生活と充実した生活を送ることができるのか?と常に考えていた。学校側の情報によるとロチェスターは住みやすい環境ランキングの上位を取っており、多くの施設や設備があるとのことだった。社長も大丈夫そうだと納得してもらったのは良かった。
キャリアサービスセンターと企業とのネットワーク
キャリアスイッチを目的として来る私にとって就職は結構心配するし、学校側のサポートが気になったところだ。2019年卒業生の就職レポートからの抜粋です。学校のキャリアサービスセンター(Benet Career Management Center)は生徒の就職のサポートをしているのがよく分かる。
今日も土曜日であるにもかかわらず、私の履歴書の添削をしてくれるなど、生徒一人一人に対して気を配ってくれてるのがわかる。小さいクラスサイズならではの長所の一つなのだろう。
また、同じレポートに生徒が就職される企業のリストがあるのだが、自分にとって興味ある企業が多かったのは大きい。
学校に関してもっと知りたい方は喜んでお話しますので、DMをください。
ようやく大学院へ!
長い道のりだった。。。
最初の学校の合格を聞いたときはかなり嬉しかったです。今でも鮮明に覚えています。
大学院というドアを開くだけに4年以上かかりました。その間に家族は3人から5人に増え、ワールドカップを見たり、引っ越しを3回もしました。はっきり言ってかなり老けたと思います。(苦笑)
この道のりまで助けてくださったメンターの方々、同僚、友人、LinkedInで時間を割いて電話やメッセージをしてくださった方々に心から感謝します。皆のサポートがあったからこそです。もちろん、一番サポートしてくれたのは妻の栄子で、彼女の愛と忍耐がなければここまで来ることはなかったです。
ありがとう‼
まさかの連絡!?
面接を行った翌日、実はガッカリしてたのを覚えてます。最終ラウンドでの志願で、コロナの影響で競争が激化してるのも理解してましたし、何かと受からない気がしていた。百歩譲って合格しても奨学金を最低3割ゲットしなければなりませんでした。
また翌日、朝の3時に私は何故か目覚め、携帯を見てみると一通のメールが入っていました。それはついこの間面接した学校からで、アプリケーションの結果を電話で伝えたいとのことでした。
「ん、電話で伝えたい?」 (´・ω`・)エッ?
寝ぼけてた私はなんで不合格の知らせを電話でしたいのかと思ってました。自慢じゃないですが今まで何度も学校から不合格の通知を頂いてたので、もう自分の中では "Thank you for your interest in ...." という言葉を期待してました。ところが今回は違いました。
速攻でGmat Clubで検索してみたらこの人は志願者に合格の連絡を電話で行っているとチラッと出てきました。
さらに希望の光が芽生えてきた‼
半分寝ぼけてる私は速攻で返事を書き、20分後電ビデオ話で話す約束をした。
急いで上だけボタンシャツを着て子供たちが起きないよう全てのドアを閉めてリビングに向かいました。
なんと!
なんと本当に合格のお知らせでした!👏
しかも奨学金のオファーもあるとのことでした!👏👏👏
なんとか奨学金も
電話を切った後は全く寝れませんでした。例のメールをいただくのを待っており、どのように妻にこの良い知らせを言うか妄想してました。
ただし!まだ安心はしていないです。何故なら妻からの条件の学費3割の奨学金をゲットできなければダメだったからです。。。というか奨学金がなければ財政的に無理です。
と、思ってた矢先に、「あ、やっとメールが来た!」
妻と一緒に開けて読もうと思いましたが、待てませんでした。
胸の高鳴りを感じながらゆーっくりと読みました。
「あっ、奨ガァ、何!マジ!?なんでこんなに!?読み違い?え。。。」
奨学金は3割よりずっと多く、これは嬉しすぎるニュースでした。
まだ全ての学校の結果を受け取ってませんでしたが、アメリカへの留学はこの瞬間決まりました。そして朝の5時あたり妻が子供の寝室から戻ってきた時。。
私「栄子。。なんと!」
妻「えっ、受かったの!」?
私「受かった!しかも奨学金もゲットできたよ!」
妻「えー、おめでとう!よかったねー。」
一緒に奨学金の内容が記載されてる所を読む、
妻「え、これなんかの間違いじゃない?これ本当?なんで?」
私「ふっ、よく準備して挑んだからだよ!」
妻「えー、あなたにこんなに奨学金を出すなんて」
私「ちーん」
アプリケーションの準備
具体的にどうアプリケーションを準備するのか?というより、いくつか大切な事と自分の経験という観点で書きます。
いつの間にか提出期限はすぐ目の前
MBAの準備として2019年の4月に私はレベルアップを目的にファッションテックのスタートアップに転職をした。この年は忙しく、6月に三人目の子供となる長女が生まれ、8月は引っ越しをした。この年は本当に大変で、私のわがままに付き合ってくれた妻には感謝しかない。
追い打ちとしてGMATの点数もなかなか伸びず、難しい状況でもあった。
気づけは2020年になり、そろそろ本格的にGMAT受験に力を入れないと間に合わないと思った矢先に世界はコロナ時代に突入。色々な変化の対応で仕事や受験勉強も厳しかった。
気づけば4月になっている。
ヤバい。
本気出さないと間に合わない。。。心のアラームが私に緊張感を走らせる。
私が選んだ学校
MBAを取得すると決めてから4年間、私はずっと地元のブリガムヤング大学かユタ大学に行くしか考えていなかった。しかしコロナウイルスの影響を受け、ほぼすべての大学院がアプリケーション費用(平均50ドルから100ドルほどの応募費用)を免除する動きが出始めた。これを機に他の学校も見てみようと思い、前回の投稿通り学校をリサーチし、結果的に5つの学校を選んだ
ヴァンダービルト大学、オーウェンビジネススクール、テネシー州
インディアナ大学、ケリースクールオブビジネス、インディアナ州
ユタ州は私の地元なので、自動的に選考に入るものの、下三つは純粋に素晴らしい大学だと思い、応募することにした。
学校によって異なりますが、MBA応募は3-4つのラウンドあります。応募するときは第一ラウンドにやっておくのを強く勧めたい。 MBA世界では最後のラウンドに応募することは自殺行為とも言われてるのだ。理由はシンプルで、入学できる席に限りがあるので、最初のラウンドで席が埋められていくほど最後のラウンドは競争が激しくなるのと、同様に付与できる奨学金も競争が激化するのです。
コロナの影響
私がようやく応募に動きを見せたのは4月の半ばであった。コロナの関係で応募期限が通常より一カ月長引いたものの、妻に“なんでこんな遅くになってやってるの?”と叱られたのは今でも新鮮。。。苦笑
しかしインディアナ大学とロチェスターは5月まで応募しないといけなかったので、急ピッチで準備し始めた。
後で知ったことだがコロナの影響で応募者数はすべての学校において記録的に伸びたらしく、前年の30%-50%多かったらしい。この増加傾向は来年度も想定されている。
アドミッションコンサルティングの起用
MBA志願者はアプリケーションをできるだけ完璧にできるようにコンサルティング会社に頼る人が多い。サービスは幅広く、元アドコムの方々からサポートしてくれるのは心強い。
だ・が・し・か・し! 非常に高い。。。
相場↓
これはちょっと無理。とわいえ今年こそ大学院に行く意気込みはあり、少しでもその可能性を高くすることができるのならばやるべきだと結論づいた。なので1000ドル(11万円)という予算を決め、履歴書とエッセイの添削サービスを二時間分購入した。履歴書なら他の学校にも使えるし、エッセイは部分的に使い回せると思ったからだ。
私はStacy Blackman Consultingを起用しました。結果的にやって良かった。2週間しか応募する時間がなかったし、自分一人でやるよりプロのチームに資料を見てもらい、必要な添削をすることは自信と安心感にも繋がった。
次回 「ようやく大学院へ!」