新しい挑戦!MBAを取得する!

世界がコロナ渦で苦戦し、次々と企業が採用凍結をしてる中、日本で仕事を辞めてアメリカでMBAを取る

私が選んだMBAプログラムとその理由

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私が選んだ学校は。。。

かなり悩んだ末、私はサイモンビジネススクールロチェスターニューヨーク州)を選びました。

以下の要素で最終的にこの学校を選びました。

個人の成長 STEM認定のMBA

個人的な要素でサイモンを選んだ理由は:

  • 全ての専攻がSTEM認定プログラム 
  • 転職したい業界と企業のネットワークが強い
  • 小さいクラスという環境→教授との1対1が安易にできる環境
  • 住居環境がズバ抜けて良かった
  • 自分にとって良いフィットだと感じたから

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STEM認定のMBAとは?

STEMとはScience、Technology、Engineering、Mathematicsの略です。STEM認定のプログラム卒業の人は米国で卒業後3年は働けるので、海外の生徒にとってはもはや必須です。

学費と 奨学金

学費は2年間で約10万ドルです(1150万円)。そして2年間の生活費も入れて約2000万円が相場だと思います。

去年サイモンは100%の入学生に奨学金を授与されました。奨学金の範囲は最低1万ドルから全額免除+1万ドルの生活費を出してくれます。また、1月まで入学が決まっている人は Simon Weekend というイベントで授与された奨学金をあげることも可能。 

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家族と生活環境

MBAは家族丸ごと関わることです。妻は日本人で、3人の小さな子供がいます。アメリカの治安や生活環境が気なる所、私が学校に行ってる間家族が安全&充実した生活を送ることは学校選択をする上で非常に重要でした。ロチェスターはNY州ですが、物価が日本より安く、住みやすい環境ランキングの上位常連です。他にもロチェスター

  • 近くにある有名な大学病院があるので安心
  • コストコや大きなアジアンマーケットがあるため、一切困ること無し
  • 物価は日本より安い。古いけどアパートは3階建てで家賃は1,100ドル
  • NY州の福利厚生が生活費の支えになっている

 

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キャリアセンターと企業とのネットワーク

キャリアスイッチを目的として来る私にとって就職は大きな試練でした。私が頂いたサポートの中でとても役に立った場面は

  • 学校がスポンサーするネットワークイベント
  • 無数のも会社説明会とネットワークの機会
  • 1対1の就職戦略、履歴書の添削、そして模擬面接が充実してました

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Careers & Outcomes | Simon Business School

卒業後のキャリアと年収

アメリカは学歴社会であるため、MBAという資格さえあればどこでも就職は可能です。その努力、練習、ネットワーキングをするかによって結果を手にします。私がサイモンを選んだ理由はヘルスケアかテック業界への転職とLeadership Development Programの職に就くのが最大の目標でした。

毎年発行される就職レポートによると、2021年に卒業した方々は年収15.4万ドル(1770万円)の仕事に就職することができたみたいです。内訳としては平均年収は12.5万ドル(1440万円)と入社ボーナスが3万ドル(345万円)くらいです。アメリカの大手企業はRestricted Stock Unit(RSU)も頂けるので、実際にはもっと頂きます。

*1ドル=115円計算

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Simon MBA Placement Report👇

https://simon.rochester.edu/sites/default/files/2021-12/ADM20-22-02_MBA_Career_Highlights_MR1_spreads.pdf

コロナ渦のMBA就活日記 パート2

コロナ渦のMBA就活日記 パート2

秋の就活を以下にザクっとまとめました。

  1. 8月中旬までにはターゲット企業&役職のリストを作成
  2. 企業サイトで掲載してる求人に応募する&National Black(NB)やボストンキャリアフォーラム(BCF)の求人に応募をする
  3. 培ったネットワークでリクルーター達に挨拶の連絡、あるいは求人の応募を完了したことを伝え、電話で直接お話がしたいとアプローチをする 
  4. NB開催日に向けて、できる限り面接の予定を埋めていく
  5. 面接の練習!!!!!
  6. ステップ2-5をひたすら繰り返す
  7. (オファーをゲット!)給料、待遇交渉までが就活!

私はキャリアスイッチャーです。小売業界のサプライチェーンからヘルスケアのマーケティングに転職したかったので、アメリカの大手でよくみられるLeadership Development Program(LDP)を狙っていました。バックアップ計画としてはテック企業でサプライチェーンマーケティングのLDPを狙いました。日本語では能力開発プログラムと言うのかな?

Leadership Development Programとは?

基本的にこの類の求人は世界中からMBA修士課程の学生を対象とした、将来のリーダーへの成長を支援するプログラムです。企業によって異なりますが2年―5年の期間で様々な部署をローテーションしていくものです。プログラム任期を終えた後はマネージャーかそれ以上からスタートします。

NBカンファレンスとその攻略法

今年は現地とバーチャルのどちらとも参加することを決めていました。これらはやはり全くの別もので、それぞれ作戦を立てる必要はありましたが、基本的には同じアプローチで挑みました。成功の秘訣はカンファレンスが始まる前に面接の予定を埋めることです。

どの企業がスポンサーしてくれるのか片っ端からリサーチしておくこと。

ブースに並んでようやくリクルーターと話せたとしても、その企業がスポンサーしなければ時間を無駄にしたも同然です。他の海外出身のクラスメートと何かしらのリストを共有しておいたほうがいいと思います。なぜなら各企業はスポンサーに関するポリシーは毎年変わるのと、求人によってはスポンサーする・しないがあるからです。効率よく攻略するならば、ここはマスターリストを作ったほうが断然良いでしょう。

自身のストーリーピッチの作成、練習、実戦を重ねる

NBが開催された前は5件ほどしか面接が入っていなかったのですが、カンファレンスで良い出会いに恵まれ、9月中旬から月末までは毎日面接を入れることができました。面接を受けながらも、求人応募→即リクルーターに報告→面接設定をしてもらうということを継続して行っていました。また、その企業と応募した求人に沿って履歴書、カバーレターの、そして自己紹介を調整しました。調整というのは、求人で掲載されてる仕事内容やキーワードとなる動詞を参考にし、自分の職歴、学業、インターンシップがいかに応募してる仕事と関係してるのか、そして会社とのフィットを表すストーリーを考えるということです。

 

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個性を出して楽しもう!

NBは世界中のMBAを就活に呼び寄せるお祭りみたいなものです。全体で何人参加してるのか分からないですが、いかにして自分を効率よく売り込むのかが重要で、次回はパート3はここから書いてこうと思います。

 

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コロナ渦のMBA就活日記第一弾

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コロナ渦のMBA就活日記 パート1

就職活動を終えた今、重くのしかかっていた肩の荷から解放され、安心した気持ちで一杯です。仕事を辞め、妻と子ども3人を連れて、見知らぬ環境、私費留学、言語や文化の壁など様々なチャレンジや困難がありましたが、ようやく報われたと感じています。もちろんMBA取得のためにたくさんの犠牲を払ってきましたが、その先には自分のキャリアを実現できる場所が不可欠となります。この場所を手に入れることができたことは私の人生にとって祝うべき素晴らしいことなのです。。

フルタイムのオファーを頂くまでの就活は約3カ月。私の経験を通して一人でも参考になり、励まされることができればと思います。

 

夏のインターンシップ

2021年の6〜8月、恵まれてMBAインターンシップをJohnson & Johnsonですることができました。サプライチェーンからマーケティングへ、小売りからヘルスケアへ転職しようとしてる私にとっては、このインターンシップは大きな“勝利”でした。過去のブログにも書きましたが、一年目の就職活動は難しい道のりで、最後のほうはどこでもいいからとりあえずインターンシップを確保したいという気持ちで一杯でした。そんな最中のオファー、当時の感じた喜びはわすれません。

夏が始まる前から自分に言い聞かせてた事は、たとえリターンオファーを頂くことがなくても、すばらしい会社でマーケティングの仕事ができること自体が大きな“勝利”ということです。そもそもマーケティングは合ってるのか?本当にこの業界で良いのか?体験を持って知る絶好の機会でした。

頂けなかったリターンオファー

最初から言っておきます、リターンオファーは頂けなかったです!そしてやっぱり落ち込みました!会社の文化、同僚、仕事はどれも素晴らしく、充実した12週間を送ることができました。チームと上司の皆からよいフィードバックも頂いたということもあり、私も少し期待してしまった所がありました。

私がオファーを頂けなくとも、上司の方が別の事業の幹部とのネットワークの設定や、別の仕事の紹介をするなど、最後まで大きなサポートを頂けたことは嬉しかったです。しかし、オファーがもらえなかった、そして素晴らしい同僚たちとまた働くことができない事実は受け止めることは簡単なことではありませんでした。そして、なによりこれから始まる険しい就活生活に、家族にたくさんの迷惑と犠牲を払わせることになると思うと気持ちは落ち込むばかりでした。最悪、、、自分が行ってきたことが違ったのかと自信が喪失しそうになりました。

 

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いざ尋常に、就活活動!

10分落ち込んだ後、直ぐに就職活動を始めました。戦略は今まで得た人脈を活用すること、そしてSTARストーリーと履歴書の更新をすること。

どういう風に?

インターンシップを始める前からLinkedInで繋がってるすべてのリクルーターや学校のOBにコンタクトを入れることから始めました。

リクルーターの方々は非常に多くの人からからコーヒーチャットや質問がしたいメッセージを受けます。良い印象を残すという意味では最低限相手の会社に関心があるということ、そしてまたコンタクトする期待を設定することだと思います。

色々と試しましたが、個人的に一番反応が良かったアプローチの例です👇

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頂いた多くの返事はメールアドレスを教えていただくなど、フルタイムの就活時に繋がることができました。

パート2はNational Blackや面接の日々を書こうと思います。

 

 

 

 

MBAの資金準備と優先事項

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MBAのコストは?

MBAは本当に高い投資です。上位のMBAプログラムの学費は1000万以上で、さらに2年間の生活費も確保しなければならないです。その上ご家族と一緒で留学される方は必ず伴侶(そしてあるいは親族)の合意をゲットする壁がありますよね。

また、貯蓄でMBAを買うことは多くの人にとって難しいことかもしれません。国内MBAや米国のブリガムヤング大学の特例はありますが。

(ちなみに母校です。 BYU MBA

 

卒業までに大きくなるローン

やっぱりこれは大きな心配ではないでしょうか?特に身近にいる家族にとって。。。

これに関して2019年に出されたPoets & Quantの記事が良記事かと思います。要点を踏まえると上位MBA卒業生の平均ローン額は11万ドル(1100万以上)を超えているみたいです。 

 

Σ(゚Д゚;エーッ!

記事には統計や留学生向けに書かれてる内容もあるので、一度読む事をお勧めします。

poetsandquants.com

MBA前に出来る事:優先順位

  1. 奨学金の獲得
  2. 国の福利厚生の調査
  3. 貯蓄

奨学金

奨学金の最高待遇は学費全額免除+活費の補助が一般的です。

余談ですが、私は妻からは最低3割の奨学金をもらわないとMBAは諦めてと言われてました 😱

奨学金を得るためにはGMAT高得点だけでは足りません。入学と奨学金の判断基準は要素が多く、単純に経歴とGMATだけではないのです。
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例えとなりますが、すべての歯車がしっかりしていないと機械が動くことはないですよね。一部がどんなに良いパーツを使っても、欠損してる箇所があれば動くことはないです。MBAのアプリケーションも同じで、GMATと強い経歴があっても、卒業後の目標やビジョン、面接、エッセイの質が低ければ、奨学金はおろか、受からない場合もあります。一方で、全ての歯車が一つのストーリーとして成り立った時、夢の学校に合格するだけでなく、奨学金ゲットに大きく繋がります。

画像はApplicant Lab のマリアさんより

 

州の福利厚生の調査

アメリカでの支出で一番心配していたのが健康保険でした。低所得者向けの保険、Medicaidを取得できたので、保険に大きなお金を節約することができました。なんと、学校が出す学生保険を家族で入ろうとしたら年間100万円を超える金額になります。純日本人の妻もMedicaidをゲットできてます。また、アメリカに5年以上在住されてる方はSNAPという福利厚生で毎月の食費をまかなうことができます。これらの支援は本当に助かってます。州によってこれらの福利厚生を得るためにかかる時間とハードルが若干違うらしく、ニューヨーク州は簡単で良かったです。

こういう福利厚生は国や州によって様々なので、要チェックですね。

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貯蓄

ここは個人それぞれだと思うので、逆に何に使うのか意見をシェアします。

私たちの場合は貯蓄は学費でなく、車や旅費などに使っています。貯金が多ければ、精神的にも安心感はあると思います。注意点としては、為替のレートが変わるので、レートが良い時に送金するなど、送金方法や国際クレジットカードを用意しておくことをお勧めします。

 

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MBA1年目を振り返る

 

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MBA1年目の感想

サイモンビジネススクールでの1年目が終わった今、一番感じる事はMBAを取得する夢をあきらめないで良かったということです。ただ、インターンシップを確保していなかったら同じことは言えないでしょう。私は私費でMBA取得を目指していて、職種をサプライチェーンからマーケティングへ転職するつもりなので、インターンシップと後の就職活動は私にとって全てです。幸い、マーケティングインターンシップの機会を得ることができたので、夏はとても有意義な時間になるだろうと期待してます。

それと同時に、サイモンビジネススクールに来なければこのチャンスを手にすることはなかったと強く感じています。

 

驚くほど時間が早く過ぎ去っていきました。大変な時期もあったけど、ニューヨーク、ロチェスターに引っ越し、サイモンビジネススクールに来れて本当に良かったと感じてます。今の成長、新しい人脈、狙っていた夏のインターンシップをゲットできたのはチームメイトの皆、クラス同期や教授の方々のサポートがあったからです。本当に感謝してます。 

もしこれからMBAを取得しようとお考えでしたら、是非一度はチェックしてみてください。

Full-Time MBA | Simon Business School

 

サイモンビジネススクールでの授業

この1年の学習環境はハイブリットで、リモートで授業を受けるかキャンパスに行くかの二択でした。天候が悪かったり、授業が始まる直前まで課題をやってる時以外はキャンパスで授業を受けていました。選択肢万歳\(^o^)/

 

個人的に好きだったクラス

Professional Communications – By Processor Carol Shuherk

コミュニケーション原則のケーススタディや模擬、クラスでのプレゼンテーション等、コンフォートゾーンから抜けることでレベルが上がった実感がありました。

Business Modeling – By Professor Ravi Mantena

主にエクセル術のクラスですが、Analytic Solverを駆使し、問題を読解してモデル化する練習をしました。何事にも応用できそうなスキルで、レベルが上がったと感じることができました。

 

サイモンビジネススクールの生徒

日本人MBA生はあまりいないです!サイモンはM7じゃないですし、まぁ予想通りです(笑)。毎年一人か二人くらいはいる感じです。サイモンビジネススクールは4割は海外から来ており、今年は約20ヶ国から生徒が来てるとのことでした。

全ての専攻はSTEM認定であるため、アメリカに滞在できる年数が伸びます。就職する時に優位に立てるらしく、その理由で留学生には人気があるみたいです。🌎

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ニューヨーク、ロチェスター市での生活

教育と治安

  • 自分は子供が3人いるため、治安と英語を学ぶ環境を重視してました。息子は今学校から支給されたラップトップをもって英語を勉強してます。English as Second Language (ESL)も幼稚園にあるため、まだ英会話や英語の読み書きができない子供達の学習環境が整っていることは嬉しいです。また私たちが暮らしている学生ハウジングは森に囲まれていて、交通量は少なく、いつも警備員がパトロールしています。子どもたちは広々とした庭で毎日遊ぶことができ、子供を育てるには最高の環境だと思います。アジア人の人口も多く、地元のアジアンマーケットでは何でもそろうと言っても良いでしょう。

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ニューヨーク州の生活補助

  • アメリカでの支出で一番心配していたのが健康保険でした。低所得者向けの保険、Medicaidを取得できたので、保険に大きなお金を節約することができました。なんと、学校が出す学生保険を家族で入ろうとしたら年間100万円を超える金額になります。また、私と子供たちはアメリカの国籍を持ってるので、SNAPという福利厚生で毎月の食費をまかなうことができます。これらの支援は本当に助かってます。州によってこれらの福利厚生を得るためにかかる時間とハードルが若干違うらしく、ニューヨーク州は簡単で良かったです。

 

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インターンシップをようやくゲット!

 

 

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大げさですいません(笑)、でもこんな感じの気持ちです!今回の投稿のトーンとして振り返り・日記的な感じで。

 

春A学期が終わり、休みに入った頃です。年始からかなり忙しく、学業以外に、マーケティングリサーチのプロジェクトとパートのお仕事をしていたため、完全なキャパオーバー状態が続いてました。期末試験は子供達の体調不調が重なるなど、完全燃焼が続いてました。

 

今までの就活実績:

応募数:130件くらい (キャリアカンファレンス等含め)

 

オファー:0

 

 

長い。。

「まだ返事がもらえないのか?(そして結局返事なしが多い)」

 

不安

「学校のランキングやネットワークが足りないのか?」

 

もう無理かも

「いやー、もう3月になってこんな調子じゃあ。。。」

 

 

。。。

 

 

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舞い降りてきた機会

 

そんな中、私の第一希望と言える大手製薬会社の求人がありました。いつもより時間をかけて応募しましたが、また書類選考で落ちるんじゃないかと心配していました。

 

 そういえば…

チームメイトの友人Kが同じ会社で別のオファーをもらっていたことをふと思い出しました。直ぐに彼と連絡を取り、自分をこの会社のリクルーターの方に紹介してくれないかと頼みました。

 

その後、彼の協力によって、リクルーターの方と電話で話をする約束を作ることができました。そして、リクルーターの方から他の事業部門の面接を勧められ、興味もマッチしていたので、同じインターンシップを経て正社員となった方の紹介をしていただき、面接の準備を進めました。

 

対策と面接当日

友人Kいわく、面接は3つのラウンドがあり、第一ラウンドは自己紹介を含めたBehavioral Question interview (従業員の考え方や行動特性を知るためのインタビューのこと)、第二ラウンドは違う部門の方々と第一と似たような面接をし、最終ラウンドはケーススタディが含まれていたそうです。

第一ラウンドの面接に向けて入念に準備しました。この類のインタビューはスタンダードで、主にSTARストーリー使って答えます。

Situation 状況

Task  タスク

Action 行動

Result 結果

応募してるインターンシップの目的、経営理念や会社の文化がいかに自分にフィットしているかということに焦点を当て、答える準備をしました。また、繰り返し練習しました。

 

いよいよ当日です。

二人の面接官から45分程度面接を受けました。ちょっとした世間話からはじまり、履歴&自己紹介、志願理由、Behavioral Question、そして最後のQ&A。答えるのに苦戦した問いもありましたが、全体的に感触はよかったです。

 

いきなり来たメール

面接が終わって数時間後、面接官の一人からメールが届きました

「エリック、都合が合うときにお話ししましょう、連絡先を教えてくれますか?」

 

私「えっ、ん?なんで電話?まさか、第一ラウンド突破?。。。もしくはもう3月だからと、速攻で不合格のしらせか。。。」

 

期待と不安が入り混じる中、携帯を速攻充電し、電話が来るのを待ちました。

 

しばらくして電話がかかってきました。非常に緊張していたのを今でも忘れません。電話の内容は、

 

なんと

 

 

インターンシップオファーでした!👏👏👏

驚きのあまり言葉が中々見つかりませんでした。とりあえず、面接官にお礼とオファーレターが送られてくるのを楽しみにしてると伝え、電話を終えました。

 

急いで妻と母、そして友人Kに伝えました。

  

なるようになったあああああああ!!!!!\(^o^)/

 

念願のインターンシップf:id:ekeiyoung:20200824023319j:plain

第一希望の会社で理想のインターンシップができることが夢の様です。

 

なぜインターンシップが重要視されるのか?↓

MBA生の通過点:夏のインターンシップ - 新しい挑戦!海外留学MBA

 

夏が待ち遠しいです。インターンシップというドアにたどり着くだけで本当に苦労したけど、希望を持ち続けて精一杯頑張って本当に良かったです。

 

インターンシップは5月から始まりますが、今から準備を始め、多くの人を助けることにつながる貢献ができればと思ってます。

 

頑張った

「朝早く起きたり、夜遅くまで頑張って本当に良かった」

 

実が結んだ

「今までの努力と培ったスキルは無駄にならなかった」

 

感謝

「今までサポートしてくれた家族と友人に心から感謝」

MBA生の通過点:夏のインターンシップ

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MBAインターンシップとは?重要視される理由

 皆さんはインターンに対してどのようなイメージをお持ちですか?

 

若い学生が無給か時給1000円+交通費支給で色々な仕事をお手伝いレベルで助けてもらう、あるいは何かに特化したプロジェクトをしてもらう、というイメージが多いのではないでしょうか?

 

アメリカも同じようなものかもしれません。ただお金の事情が全く違います。

 

Poets&Quantによると、2019年米国MBAトップ25校のMBAインターン平均月収は$7,867ドルで、日本円の80万円ほどです。さらにサインボーナスというのもあり、インターンを開始した直後に数十万円支給されるケースが多いです。

( ゚Д゚)ぇぇー

 

もちろん企業からしては金銭に見合う責任をこなしてもらい、理想的には卒業する翌年にはフルタイム採用として戻ってきてほしい期待があります。

 

poetsandquants.com

 

私費で留学をする大多数のMBA生は夏に向けてインターンシップの就職活動をします。インターンシップの形式は様々ですが、目的は学校で学んだ知識とツールを実践することです。また、インターンシップで功績を残すことができたら、卒業した後に正社員としての雇用を優先的に考慮してもらえます。このアドバンテージは大きく、多くのMBA生は卒業した後に働きたい会社のインターンシップをゲットする努力をしています。そのほかに学校のランキング、ネットワーク、そして給料などに大きく関わることなので、これに対する熱意は大きいです。

 

一から就活をやり直すなら

不安と焦りの中、よく自分に漏斗の例えを言い聞かせたものです。「応募の数が多ければその分第一面接をゲットできる、そして第一面接が多いほど第二面接をゲットできる、第二面接が多ければ内定の数も多くゲットできる!」と。つまり、わたしは数打てば当たる!をモットーにインターンの募集に応募し続けました。もちろん、興味のあるインターンシップ先のカバーレターには少し時間をかけましたが。

率直に言うとこの方法はあまりお勧めしません。

以下、私の経験を分かち合いたいと思います。恥ずかしながらこちらが、9月から3月まで私がインターンシップをもらう直前の就活実績です:

応募数:130件くらい (キャリアカンファレンスも含め)

スクリーニング電話・オンラインアセスメント:15件

面接第一ラウンド:6件

面接第二ラウンド:1件

オファー:0

。。。(´;ω;`)ウゥゥ

 

ただ、この点留学生の方は私と同じ間違いはしないと思います。何故なら留学生は米国内で働く制限のハードルが高く、雇用のスポンサーになってくれる企業以外は就職活動をしなくても良いからです。この辺りは大手企業にとっては普通の事で、その分就活の幅が既に決まってます。ただ、その分就職の倍率は高いです。

以上の経験から、過去の自分に助言することができるとしたらこのように伝えるでしょう。

*応募の数より質!まずは働きたい会社を5つリストアップする!

*その会社のリクルーターとあらゆる方法を駆使して話す機会を設けるべし!

*そして電話でCoffee Chat をする際は感謝の気持ちとしてスタバのギフトカード(なんでもよし)を話す直前に送っておこう!

 

しかし、効率が悪いながらも精一杯行ってきた7カ月に悔いはありません。様々な学びがありましたし、常にアンテナをはっていた結果、今回のインターンに繋がったといえるでしょう。

 

 

どうネットワークを広めて活用するかf:id:ekeiyoung:20210318130106p:plain

この画像はキャリアセンターのプレゼンから撮ってるものです(あ、シェアしてもいいのかな?)

2020年の時点、就活は学校が始まる前の7月から開始します。

今やLinkedInや学校のネットワークを通して人脈を広めてくのが普通ですが、私が学んだ方法をいくつか紹介します。

*一番最初に同期とMBA2年生とお話すること。

*その中でもコンソーシアムのメンバーを優先的にネットワークすること

 

コンソーシアム?何それ?

12月のある日、MBA2年生の方が焦り始めてた私に言ってくれた言葉をシェアします。「アメリカではインターンシップが受かる順番がある。まず最初に1)コンソーシアムに入ってる人達、2)アメリカ人、そして最後に3)ビザのスポンサーシップが必要な留学生」

コンソーシアムに入ってる人達は7月あたりにメンバーのみ参加できる就職カンファレンスがあるなど、幅広いコネクションを培う機会に恵まれます。まず彼らが最初にインターンシップを獲得してくのが多いです。実を言うと私のインターンシップ先はチームメイトのカホからの紹介で繋がり、彼もこのコンソーシアムのメンバーなのです。(コンソーシアムに関して About Us • The Consortium)。コンソーシアムは(人種)マイノリティーの方々が多いため、ダイバーシティを重視してる現代の大企業はコンソーシアムから得られるタレントを重要視してます。そのため彼・彼女らはリクルーターとのコネクションが多くあるのです。インターンシップはもちろん、このコネクションは卒業後のフルタイム採用の就職活動にも重要になってきます。

私からのお勧め

このブログを読んでるほとんどの人はアメリカの国籍がない人かと思います。夏のインターンシップ獲得とフルタイム採用はさらに競争が激しいのはよく知られていることです。私のアドバイスとしてはまず第一に学校のキャリアセンターと親密に働くことをお勧めします。キャリアセンターは在学生・卒業生がどの企業にインターンシップ・就職したのかを一番把握してるので、適切なリクルーターと繋がる大きな助けをしてくれます。そして第二にコンソーシアム生徒達とのネットワークを広げ、活用する事です。

 

次回「インターンシップをようやくゲット!」