新しい挑戦!MBAを取得する!

世界がコロナ渦で苦戦し、次々と企業が採用凍結をしてる中、日本で仕事を辞めてアメリカでMBAを取る

MBA生の通過点:夏のインターンシップ

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MBAインターンシップとは?重要視される理由

 皆さんはインターンに対してどのようなイメージをお持ちですか?

 

若い学生が無給か時給1000円+交通費支給で色々な仕事をお手伝いレベルで助けてもらう、あるいは何かに特化したプロジェクトをしてもらう、というイメージが多いのではないでしょうか?

 

アメリカも同じようなものかもしれません。ただお金の事情が全く違います。

 

Poets&Quantによると、2019年米国MBAトップ25校のMBAインターン平均月収は$7,867ドルで、日本円の80万円ほどです。さらにサインボーナスというのもあり、インターンを開始した直後に数十万円支給されるケースが多いです。

( ゚Д゚)ぇぇー

 

もちろん企業からしては金銭に見合う責任をこなしてもらい、理想的には卒業する翌年にはフルタイム採用として戻ってきてほしい期待があります。

 

poetsandquants.com

 

私費で留学をする大多数のMBA生は夏に向けてインターンシップの就職活動をします。インターンシップの形式は様々ですが、目的は学校で学んだ知識とツールを実践することです。また、インターンシップで功績を残すことができたら、卒業した後に正社員としての雇用を優先的に考慮してもらえます。このアドバンテージは大きく、多くのMBA生は卒業した後に働きたい会社のインターンシップをゲットする努力をしています。そのほかに学校のランキング、ネットワーク、そして給料などに大きく関わることなので、これに対する熱意は大きいです。

 

一から就活をやり直すなら

不安と焦りの中、よく自分に漏斗の例えを言い聞かせたものです。「応募の数が多ければその分第一面接をゲットできる、そして第一面接が多いほど第二面接をゲットできる、第二面接が多ければ内定の数も多くゲットできる!」と。つまり、わたしは数打てば当たる!をモットーにインターンの募集に応募し続けました。もちろん、興味のあるインターンシップ先のカバーレターには少し時間をかけましたが。

率直に言うとこの方法はあまりお勧めしません。

以下、私の経験を分かち合いたいと思います。恥ずかしながらこちらが、9月から3月まで私がインターンシップをもらう直前の就活実績です:

応募数:130件くらい (キャリアカンファレンスも含め)

スクリーニング電話・オンラインアセスメント:15件

面接第一ラウンド:6件

面接第二ラウンド:1件

オファー:0

。。。(´;ω;`)ウゥゥ

 

ただ、この点留学生の方は私と同じ間違いはしないと思います。何故なら留学生は米国内で働く制限のハードルが高く、雇用のスポンサーになってくれる企業以外は就職活動をしなくても良いからです。この辺りは大手企業にとっては普通の事で、その分就活の幅が既に決まってます。ただ、その分就職の倍率は高いです。

以上の経験から、過去の自分に助言することができるとしたらこのように伝えるでしょう。

*応募の数より質!まずは働きたい会社を5つリストアップする!

*その会社のリクルーターとあらゆる方法を駆使して話す機会を設けるべし!

*そして電話でCoffee Chat をする際は感謝の気持ちとしてスタバのギフトカード(なんでもよし)を話す直前に送っておこう!

 

しかし、効率が悪いながらも精一杯行ってきた7カ月に悔いはありません。様々な学びがありましたし、常にアンテナをはっていた結果、今回のインターンに繋がったといえるでしょう。

 

 

どうネットワークを広めて活用するかf:id:ekeiyoung:20210318130106p:plain

この画像はキャリアセンターのプレゼンから撮ってるものです(あ、シェアしてもいいのかな?)

2020年の時点、就活は学校が始まる前の7月から開始します。

今やLinkedInや学校のネットワークを通して人脈を広めてくのが普通ですが、私が学んだ方法をいくつか紹介します。

*一番最初に同期とMBA2年生とお話すること。

*その中でもコンソーシアムのメンバーを優先的にネットワークすること

 

コンソーシアム?何それ?

12月のある日、MBA2年生の方が焦り始めてた私に言ってくれた言葉をシェアします。「アメリカではインターンシップが受かる順番がある。まず最初に1)コンソーシアムに入ってる人達、2)アメリカ人、そして最後に3)ビザのスポンサーシップが必要な留学生」

コンソーシアムに入ってる人達は7月あたりにメンバーのみ参加できる就職カンファレンスがあるなど、幅広いコネクションを培う機会に恵まれます。まず彼らが最初にインターンシップを獲得してくのが多いです。実を言うと私のインターンシップ先はチームメイトのカホからの紹介で繋がり、彼もこのコンソーシアムのメンバーなのです。(コンソーシアムに関して About Us • The Consortium)。コンソーシアムは(人種)マイノリティーの方々が多いため、ダイバーシティを重視してる現代の大企業はコンソーシアムから得られるタレントを重要視してます。そのため彼・彼女らはリクルーターとのコネクションが多くあるのです。インターンシップはもちろん、このコネクションは卒業後のフルタイム採用の就職活動にも重要になってきます。

私からのお勧め

このブログを読んでるほとんどの人はアメリカの国籍がない人かと思います。夏のインターンシップ獲得とフルタイム採用はさらに競争が激しいのはよく知られていることです。私のアドバイスとしてはまず第一に学校のキャリアセンターと親密に働くことをお勧めします。キャリアセンターは在学生・卒業生がどの企業にインターンシップ・就職したのかを一番把握してるので、適切なリクルーターと繋がる大きな助けをしてくれます。そして第二にコンソーシアム生徒達とのネットワークを広げ、活用する事です。

 

次回「インターンシップをようやくゲット!」